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執筆者の写真sansansekkotuin

顎関節症。

更新日:2023年8月12日


顎関節脱臼と顎関節症(顎内障含む)は

似て異なるものだから気を付けよう、

というのが昔学んだこと。

無理は禁物。

出来ない事を出来ないと認めるのも大事。 明らかな顎関節脱臼は

こちらで「応急処置としての」整復はします。

その後、整形か口腔外科に行ってもらいます。

顎関節症の人は往々にして

自分で入れるのに慣れてる人が多いので

(私もそう!!)

当院ではまず肩・首・背中から顎回りまで

低周波と手技で全体的に筋肉を緩めます。

その後顎部に超音波をかけて温め

筋肉の緊張をさらに緩めます。

とにかく緊張を緩めることに専念して

あとは自分で入れてもらう方向で対処します。 ※それでも上手くいかなかった・・・

緊張が緩めばあっけなく入るんですが、 歯科でも顎関節症はかなり難しいらしいです。

追記:お昼に電話あって 「夜に勝手にはまって

朝一度外れたけどまた入った」とのこと。 私もそんな感じだったのでほぼ予想通りです。 (その一方で変に痛くなったら

迷わず救急車呼んでとも伝えてました) 丸一日(24時間)気を付けて、と忠告しました。

顎関節症にはⅠ型からⅤ型まであって

(顎内障はⅢ型)

順に咀嚼筋障害・関節包や靭帯障害・関節円盤障害

関節円盤障害・変形性関節症・その他となります。

顎関節の異常から姿勢、はたまた

他の病気に原因があるものまで様々です。

基本的には顎部、全身の筋緊張を解いて

正しい運動を指導するという手順ですが

口の中(歯並び等)に原因がある場合には

やはり口腔外科をお勧めしたいと思います。

※私の場合だと銀歯をかぶせていた歯が

ダメになって抜歯したら治りました。

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