膝の痛み、特に前面の痛みは
大腿四頭筋をはじめとした太ももの筋肉に
アプローチする事で改善を図れる事が多いです。
大雑把に例を言えば
ジャンパー膝:膝の皿の上や下に痛み。
オスグッドシュラッター:膝の皿の下が出っ張って痛い。
鷲足炎:膝の皿の内下方に痛み。
変形性膝関節症:膝の内側が出っ張って痛い。
勿論、この4つは全て別物です。
発症しやすい性別、年齢なども異なります。
しかし、膝関節を取り囲んでいる筋肉は
大腿部からのものである為、
膝自体をケアすると同時に
太ももをほぐしたり温めたりケアする事で
膝にもより良い影響を与えます。
その上で、大腿部のストレッチと筋力向上が必要です。
股関節や足関節、下腿部にもアプローチすると尚良いですし
骨盤の傾きや膝と足先の向きのずれ
(いわゆる過度の二―イントーアウト)にも
気をつけると良いかもしれません。
また、膝前面の痛みでも
ハムストリング(大腿裏面の筋肉)にアプローチする事で
改善されるケースもありますし、
変形性膝関節症のケースでも
大腿内転筋群(大腿の内側の筋肉)にアプローチして
改善される事もあります。
腰痛も実は膝の痛みから来る二次被害・・・という事も
あります。
気になる方、ご相談下さい。