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急性関節炎(痛風?偽痛風?)

執筆者の写真: sansansekkotuinsansansekkotuin

更新日:2月3日

先週水曜日に右足の人差し指の付け根に違和感を覚え

木曜日には激痛。足がつけない!

画像では分かりづらいですがかなり腫れてます。
画像では分かりづらいですがかなり腫れてます。

急性の関節炎になりました。

全くの推測ですが、足指の関節を鳴らしたことで

関節に付着していた悪いものが働き始めたのかと。

(石灰沈着とか痛風によるシュウ酸カルシウムとか偽痛風の類とか)

→痛風でした(血液検査で尿酸値が10超え…)

痛風の場合、結局は投薬による治療となります。

なのでここから先は急性の関節炎と仮定しての当院の対処です。


施術の流れとしては腱鞘炎(足の指にも起こり得る)と

ほぼ同じような流れです。

微弱電流(生体が治癒するときに出す電流)を流し、

画像では携帯用の治療器を用いています。
画像では携帯用の治療器を用いています。

マイクロ波で関節部を温めます。

あまり温め過ぎないようにします。
あまり温め過ぎないようにします。

テーピングで人差し指付け根への加重をなるべく避けます。

あまりきれいに貼れなかったです。
あまりきれいに貼れなかったです。

で、日曜には動けるようになりまして、

先ほど撮った写真がこれ。

若干赤味が残っています。
若干赤味が残っています。

例えば痛風による急性関節炎などは

収まるまで早くて1週間位かかるのですが

腫れが小規模だったので2日ほど早く収まりました。

深夜まで荷重かけつつ別の仕事してたので

それが無ければもう少し早く治ったかもしれません。

また、マイクロ波で温めるのは逆効果の場合もありそうです。

追記:

痛風だった為、今度は左足が同じように痛みだしました。

痛み初めは第5中足骨底あたりからでしたが

翌日にはリスフラン関節から3~5中足骨部に痛みが広がって

同じように腫れました。

前回と違って踵部に体重をかければそれ程痛くないので

踵部に荷重がかかるようにクッションを入れて固定しました。

あくまで痛いのはつま先の方です。
あくまで痛いのはつま先の方です。

※綿花でも可ですが、すぐ潰れてしまうので

衝撃緩衝材の類の方が良いでしょう。

微弱電流+冷却や鍼は鎮痛効果があるかもしれません(N=1)。

低周波・マイクロ・超音波は腫れをひどくする可能性があります。

とは言え、循環を高めて「悪いものを追い出す」作業は必要なわけで、

水を大量に飲むことは必要です(おしっこ2リットル出せって言われた)。

特に下腿から足にかけては循環が滞りがちになるので

足の痛みが収まっている時に

・下腿から足にかけての保温と適度なマッサージ

・水分を十分に摂る(アルコ―ルが入っているものは×)

・睡眠時等、少し足を高くしておく

この位は行っても良いのではと思います。

勿論、食生活を中心とした生活習慣の改善も重要です。

・サリチル酸メチルが配合されている塗り薬や湿布、

アセチルサリチル酸(アスピリン)より

インドメタシン配合の塗り薬や湿布の方が良いかもしれません。

・電気治療に関しては微弱電流も良いですが

200Hzを無感レベルで流しても良いかもしれません。

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