骨折・脱臼の見分け方など。
- sansansekkotuin
- 2017年4月25日
- 読了時間: 2分
更新日:3月30日

ぶつけたりひねったりして物凄く痛い時、
「これ骨折れてんじゃね?!」って思うときありますよね。
そんな時の早急・簡易な見分け方を記していきたいと思います。
ついでに脱臼の見分け方(これは骨折に比べれば容易に分かる)と
当院での応対についても述べていきます。
・あり得ない方向に動く、ずれたり曲がったりしている。
これは見たまんまで分かるので割愛。
・シャリシャリ、キュッキュッとした音がなる。
軋轢音と言って、負傷部からこのような音を感じる時は
折れている場合があります。とはいえ確実ではありません。
この音がなくとも折れている場合も当然あります(幼児とか)。
・内出血を伴う強い腫れと痛み。
半端じゃない内出血や腫れを伴います。ただ、不全骨折(ヒビ)や
疲労骨折の場合は必ずしもこの通りではありません。
・軸圧痛・介達痛。
四肢の捻挫や打撲では痛めた部分の骨にそって引っ張ると痛いですが、
骨折の場合は逆に骨の方向に沿って押し込むと痛いです。
また、痛めた部分から離れた所を叩いたり弾いたりしても
強い痛みを覚える場合は骨折している可能性があります。
脱臼に関しては
関節部の変形と、動かそうとしても動かない、元に戻るという
自分でも分かりやすい症状(もちろん痛い)なのでこれも割愛。
で、当院の対応ですが、勿論応急処置します。
その後、上記のような症状が見られる、
明らかな骨折・脱臼なら病院に行ってもらう事になります。
(そのまま転院するか引き続き当院で施術するかは医師と患者様の話し合いです)
接骨院ではレントゲンは撮影出来ません。また、当院もそうですが
超音波画像撮影器械を持っていない接骨院もあります。
その為、「これはどっちともとれるが…」というケースも多いです。
骨折・脱臼しているかどうか微妙なケースは
レントゲン撮影も含めて患者様の意志を優先させています。
その微妙なケースなら病院での治療も当院での施術もさして差はありませんが、
痛み止めの注射や投薬などは当院では出来ないので
痛みが我慢できない人や無理にでも仕事をしたい人は
病院に行ってもらう方が良いでしょう。
もしどこか紹介してほしいという事であれば、
いつもお願いしている仙台市内の整形外科に紹介する事になりますが
紹介状自体はどこの病院に対してもお書きします。
宜しければご相談下さい。
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