何かを殴ったり、手首をぶつけたり、スポーツ活動、
家事や育児で日常的に手首に負担をかけてると
手首の小指側の方に動作時の痛みを感じることがあります。
ここには三角繊維軟骨複合体というものがありまして
これが衝撃や日常的な負荷、加齢で損傷する事があります。
通称TFCC損傷と言われています。
(腱鞘炎との違いは手首の不安定感が存在する事)
腱鞘炎にせよ軟骨損傷にせよ
対処の基本線としては手首の固定です。
あまり痛い所をぐりぐりすると逆効果という、
腱鞘炎と共通してる部分もあります。
痛い所を除いて、腕全体をほぐしていきます。
その上で手首をテーピングや包帯などで固定します。
尺骨という前腕部の骨の長さに問題がある場合は
手術になってしまうかもしれません。
(一応ある程度の矯正は試みます)
これ書いてる私も今現在痛くってですね、
結構良くある損傷です。テープ巻いてます。
5cm幅で手首固定というのがよくあるパターンですが
画像のように1cm幅を何周かさせても効果があるようです。
尺骨茎状突起が手首側に降りてこないように壁を作る
イメージで巻きました。
早ければ一週間ほどで痛みが収まる事もありますが
使って患部に負担をかければ治りづらいのも
腱鞘炎と共通しているところです。安静第一。
追記:前腕部の筋肉の酷使(屈筋、伸筋問わず)から
結果手首に痛みが走る事もあります。
肘回りから前腕部をケアしていく事も必要かもしれません。
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